誰かと会えば「ひと」のはなし

人は誰かと会えば、ほかの人の話をするって経験がありませんか。

プロジェクトの進み具合はどう? 

売り上げ伸びてる?

会社の組織の再編成あったよね?

しばらく合っていなかった同僚や同業の友人との会話って、こんな感じで始まりますよね。

そんなとき、

○○さんのリーダーシップは機能してる?

営業所長は優秀なの?

部長の評判はどう?

と、人の話になるのはとても自然な流れです。

私が務めていた外資系企業で、私の直属の上司は日本法人の社長Bさんドイツ人でした。一方、私の担当する事業のグローバルリーダーAさんは米国在住の女性でした(いわゆるDotted Lineでレポート)。その二人は、2ヶ月に一度はヨーロッパにあるグローバル本社で開催されるリーダー会議で顔をあわせていました。

Aさん:日本のビジネス少し停滞気味だけど、どうなってるの?彼のリーダーシップに何か懸念はない?

Bさん:停滞気味って話、聞いていないけどどういうこと? 私の知る限り彼はうまくやっていると思うけど。

Aさん:そうなの? いろんな評価があるようよ。

Bさん:そうかあ。ちょっと確認してみるけど、見直さないといけないかもね。

こんな流れになる原因は、私がすべてのビジネス環境や部門運営に関する情報をAさん、Bさんに同時に透明性をもって伝えていなかったこと、あらゆる関係者に配慮した言動ができていなかったことが原因でした。

皆さんも似たような経験ありませんか?

どのように振る舞えば、私の人物評価が安定し、自身がリードするビジネスをうまく運営できるでしょうか。

セルフ・レピュテーション・マネジメント

私はこういった経験を通じて、自身についての他者評価(レピュテーション)をマネージすることを心がけ始めました。詳しくは次回のブログでお伝えします。